胃腸の弱い人に

胃腸の弱い人に

自律神経は図に示しているように交感神経と副交感神経があって昼夜を問わず働いております。副交感神経は後頭部と仙骨の奥から出て各諸器官を支配し、交感神経は主にその内臓諸器官のすぐ近い脊髄からでて、副交感神経の支配と同じ部位を支配しております。

この自律神経の通っている後頭部、頚部、脊椎の両側に沿って有るツボを指圧やマッサージをする事によって、自律神経の調整をする事になり、治療しているうちに自然と病気を治し、丈夫な身体になっていく事が出来ます。

人は絶えず、体の調子がその症状によって関連するツボに出ているものです。そのツボの回りは硬くなっていたり、逆に弱って陥没していたり、ひどい場合は骨まで弱っている事もあります。
そういうツボを治療することによって、小児から大人まで年齢を問わず様々な病気を治したり、また病気の予防になっていきます。

交感神経(赤)と副交感神経(青)の仮構図

自律神経系は内臓・血管・腺などの不随意器官に分布し生命維持に必要な作用を無意識的・反射的に調節するものである。また消化・循環・生殖などの植物性機能を司る。
交感神経
幹神経節と叢神経節とあり、前者は脊中の両側に20~23対ある。後者は腹腔神経節から出る。
副交感神経
動眼・顔面・舌咽・迷走・仙骨神経など、中脳・延髄・仙髄の灰白質の細胞から出て、骨盤神経節から司る。
器官
交感神経
副交感神経
瞳孔
散大
縮小
涙腺
分泌
唾液腺
分泌(濃くねばい液)
分泌(大量のうすい液)
気管支
拡張
収縮
末梢血管
収縮
拡張
冠状動脈
拡張
収縮
心臓
促進(拍動数増加)
制止(拍動数減少)
蠕動の制止
蠕動の促進
胃液・膵液
分泌減少
分泌増加
副腎
アドレナリン分泌
肝臓
グリコーゲンの分解
グリコーゲンの合成
子宮(妊婦)
収縮
膀胱
収縮→尿閉
放尿
汗腺
分泌(冷汗)
分泌多量(流汗)
立毛筋
収縮
迷走神経緊張の人
①心拍動数が少なくて血圧低い②顔面紅潮③下痢しやすい。
交感神経緊張の人
①心拍動数多く、心悸亢進を訴え②顔面蒼白になり
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