姿勢を直したいと思っている人に

姿勢を直したいと思っている人に

正しい姿勢の基本は脊柱の並びがやや軽いS字型をしております。
しかし、年を重ねていったり職業的な姿勢の取り方で、猫背型になったり、S字型の逆の形になっている人もおります。また左右どちらかに曲がっている人もいます。
それから、両親の体系に似てくる人もいます。
この状態が固まる頃に腰痛が出て来ます。

そして、痛みが出て、病院等にいくと…

まず、レントゲン、CT、MRI、注射、投薬、湿布、鍼、マッサージ、けん引、電気治療、温熱療法、といろいろ受けます。
これらの療法によって痛みは軽減していきますが、曲がった脊柱の弯曲を治すことにはなりません。
ここが大事な観点なのです。痛み止めの注射や薬では腰は伸びないのです。
脊柱は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、そして仙骨尾骨とあり、積み木みたいなものです。
ちょうど曲がったクギを伸ばすのに金づちで叩いて伸ばして使うように患者さんをベッドにうつ伏せにして寝かせ、上から両手で静かに何回も押したり叩いたりけん引などすることによって、曲がった腰も少しずつ伸びて来るのです。

背中は積み木のように脊椎が並んでいる脊柱ですので、治す事は可能なのです。
次に良い姿勢をどう取ったら良いのか自分ではなかなかわからないものです。
良い姿勢の取り方、そのためのストレッチの仕方、歩き方を指導致します。
良い姿勢の形を自分で会得する訓練も必要です。

ひと口メモ

日本の人口比率は老齢化が進み整形外科にかかる人がますます増加しております。痛み止めや電気治療やマッサージ、そして湿布、コルセット等をしますが、それだけではダメで腹筋、背筋、関節を支える靭帯や筋肉を自分で鍛えることが大切です。
しかし、前述したように、人それぞれ筋肉の強弱があり、それらを自分がどうなっているかを知らないと、運動してもつい自然と丈夫な方を使ってしまうのです。すると運動をしててもその差がますますついてしまう事になります。その違いを触って診て、アドバイスをする人が少ないのが現状です。
自分の体がどうなっているかを知るそのためにも、また将来の予防のためにも、ぜひご来院ください。
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